首肩コリ


首・肩こりの症状
「首肩こり」とは首から肩、背中にかけての筋肉の強ばった感じや不快感・こり・重苦しさや痛みに至る症状の総称で、日本の国民病とも言われています。
首肩こりの原因は筋肉の疲れや過緊張、筋肉の中での血行不良によることが多いです。
夏の暑い日に、冷房の効いた部屋にいて持続的に冷やされたことによる血行障害から起こる首肩こりもあります。
仕事や家事などで同じ姿勢をとり続けることにより頭や腕を支える筋肉に大きな負担がかかります。首から背中にかけて広く繋がっている僧帽筋や、その周りの筋肉の持続的緊張により、筋肉が硬くなり血流の循環障害が起こります。そのため筋肉を動かす時に必要な酸素や栄養分が末端まで届かず疲労物質が蓄積されてしまいます。これにより首肩こりが起こると考えられています。
忘れてはならないのは、ストレスにより身体に力みがあり血行不良を起こすもの、内臓の異常からの反射で辛くなるもの、歯の噛み合わせ不全からなる首肩こりなど、多面的な視点で判断する必要性が出てきます。
様々な原因により、後頭部から背中にまで続く筋肉に異常がおこり、これらの症状が引き起こされるのです。
電車の中を見渡すと、ほとんどの人がうつむき姿勢でスマートフォンの画面に集中していますよね。
これこそが、首こりの原因。
集中しているほど人は体をあまり動かさないため、知らないうちに首の後ろの筋肉に負担をかけてしまっているのです。
首のこりは、スマートフォンやパソコンを操作する時にうつむき姿勢が影響し、首の後ろの筋肉に負担がかかることで起こります。このまま筋肉がかたまってしまうと、頚椎のS字カーブが崩れ、骨が真っ直ぐに並ぶ「ストレートネック」を引き起こす可能性も。
また、首のカーブが失われると、筋肉への負担がさらに大きくなり、体中に不調が起こってしまいます。特に首の両脇は自律神経の通り道であるため、自律神経の乱れから、不眠やうつなどにもつながりかねないのです。
症状は様々
- ■ 首肩が凝る
- ■ 肩が重い
- ■ 首の付け根が痛い
- ■ 後頭部が重だるい
- ■ 首が回しにくい
- ■ 首から背中にかけて重だるい
- ■ 夜寝ていても不快感で起きてしまう
- ■ 頭痛
- ■ 吐き気
- ■ 目の疲れ
- ■ 頭重感
- ■ めまい
- ■ 疲れやすい
- ■ 集中力の低下
- ■ 腕や手のしびれ
- ■ イライラ
- ■ 抑うつ感
首肩こりへの施術
薬物療法、理学療法(運動療法、マッサージ、温熱療法、電気療法)が行われます。
首肩こりへの対策方法
首肩こりの原因である筋肉の緊張や疲労を引き起こす最大の要因は、前述した通り血液の循環障害です。様々な原因により血行不良を起こし、それに伴って首肩こりが出てくるので考えていただけると良いと思います。
日常生活の中で血流をよくする方法としては、食生活の改善や体を温めること、軽い運動やストレッチをすることなどが挙げられます。食生活の改善といっても大幅に変更するのではなく、バランス良く食べるように心がけることから始めると良いと思います。
また、簡単に体を温めることができておすすめなのは足湯です。45℃の熱めのお湯に30分足を入れてみて下さい。体が温まってくることを実感できるはずです。
このほかにもテレビやインターネットを通じて多くの血行を良くする方法が溢れています。毎日の積み重ねが大切です。自分でもこれなら毎日続けられそう。と思えるものを探してみてください。これらを続けると少しずつ首肩こりも和らいでくるでしょう。
首肩こりは長年の疲労などが蓄積した結果であることがほとんどです。
上記のような対策をしてもすぐに完全に良くなるということは稀ですので、頑固な症状の方はやはり専門家の施術を受ける事をお勧めします。
当院の施術の流れ

1. ヒアリング
まずはその方の症状原因をしっかりと見極めるために、ヒアリングをしていきます。
2. 検査
簡単な動きの検査法をします。
3. 説明
どういった原因で症状が出ているか、説明をしていきます。
4. 鍼施術・骨格調整
ベットで行ないます。
5. 各種補助療法
原因に基づいて、必要な療法を組み合わせます。
6. 計画
今後の内容や来院ペース・回復の期間などを具体的に説明します。
7. 予約
次回の日時の予約をします。
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