眼精疲労


眼精疲労の症状

目の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態を眼精疲労と呼びます。メガネやコンタクトの不具合で目に負担がかかることで起こりますが、近年では、パソコンなどのディスプレイ作業が増え、近い距離にピントをあわせるために目の筋肉を使い続けてしまうことに起因する眼精疲労も増加しています。また、生活環境や精神的ストレスも原因になっている場合があります。
※風邪やインフルエンザ、虫歯などの一時的な病気、高血圧や糖尿病、副鼻腔炎や歯周病といった慢性的な病気、更年期障害などから頭痛や目の奥の痛みが発生し、眼精疲労につながることもあります。
目に充血や痛みなどが起こり、視界がかすみ・ぼやける、まぶしさを感じるなどの症状がおこります。これが悪化すると目の症状だけではなくきつい肩や首の凝りがおこり、ときにはめまいや吐き気など全身疾患の状態を感じることもあります。
このような症状が、十分な休息をとっても回復しないものが眼精疲労で通常の疲れ目とは区別して考えます。
ただの疲れ目と侮っていると、体だけではなく心にまで影響を及ぼすこともあります。目になかなか治らない疲れを感じたら、早めに相談しましょう。
症状は様々
- ■ 視界がかすむ
- ■ ぼやける
- ■ まぶしさ
- ■ 眼の充血
- ■ 眼の奥の痛み
- ■ 眼が重い
- ■ 眼がジンジンする
- ■ 涙が出る
- ■ 頭痛
- ■ 肩こり
- ■ めまい
- ■ 吐き気
眼精疲労の施術
骨格調整・鍼
眼精疲労への骨格 眼球を動かすと連動する筋肉に後頭下筋群という後頭部の最深層に位置する筋肉があります。 後頭下筋群はスマホやPCを使うことで生じる、首・肩のこりの原因になる筋肉です。 後頭下筋群を鍼通電することで、首・肩のこりを緩め、眼精疲労を軽減していきます。また頚部の骨格の歪みを調整する施術でより効果を高めていきます。
私達の考えでは、眼精疲労の施術には大きく分けると2つのアプローチがあると考えています。
A:自律神経のバランスを崩す4ストレスを適量へと減らすこと
(骨格の歪みストレス)(精神的ストレス)(化学的ストレス)(環境的ストレス)
B:自律神経の切り替えスイッチの微調整
の2つになります。簡単に言えば、“ストレス自体の解消”と“壊れてしまった自律神経切り替えスイッチの微調整”になります。
例えば、鍼灸では血液の循環を改善して筋肉を緩め、内臓の働きを整えます。からだの状態や症状に合わせて施術は異なります。耳鳴りであれば耳に関係したツボを用いるし、動悸であれば心臓に関係したツボを用います。鍼灸は症状に対して行う「対症療法」も可能です。原因がわからない病にも対応できるという利点があります。
他にも、骨格調整を行うことにより “骨格の歪み的ストレス” を減らす等の施術を組み合わせることにより、全身をよりリラックスさせ副交感神経を働きやすくすることで自律神経のバランスを整え、身体の自己治癒力・免疫力を高めて治癒に導きます。
※ 当施術の効果には、個人差があります。
眼精疲労の対策方法
眼精疲労を改善していくには規則正しい生活を心がけることが大切になってきます。適度な睡眠をとる、食事を三食とる、定期的に休養を取り気分転換することなどに気をつけましょう。また、眼精疲労症状を持つ方は、身体を休ませて回復させる副交感神経が働きづらくなっています。なので、身体をリラックスさせて副交感神経を働かせやすくしましょう。勿論、視覚・聴覚・嗅覚等の感覚を通じて幅広い視点から取り入れていくこともおすすめします。

その他にもパソコン、スマホの使用時間を減らす、または使用時の姿勢は、目線を落とさずに、目線の高さで画面を見るようにすることで、眼、首、肩への負担が大幅に減ります。その他、瞬きを意識して休憩を取り眼を休ませる。遠くを見る。眼の周りの筋肉をほぐす動きやストレッチを行う。蒸しタオル、ホットアイマスクで眼をリフレッシュさせる。眼の体操。眼のツボセルフマッサージなども行うと良いでしょう。
※ 当施術の効果には、個人差があります。
当院の施術の流れ
当院の眼精疲労への施術は、鍼・骨格調整を中心とした施術となります。

1. ヒアリング
まずはその方の症状原因をしっかりと見極めるために、ヒアリングをしていきます。
2. 検査
簡単な動きの検査法をします。
3. 説明
どういった原因で症状が出ているか、説明をしていきます。
4. 鍼施術・骨格調整
ベットで行ないます。
5. 各種補助療法
原因に基づいて必要な療法を組み合わせます。とくに眼精疲労を改善させていくには、首・肩・背骨周りの緊張を緩めたり、背骨のゆがみ、頭蓋周囲の微細な動きへを調整する必要があります。そのため、筋肉をより緩める療法や、整体などの施術を組み合わせていきます。
6. 計画
今後の内容や来院ペース・回復の期間などを具体的に説明します。
7. 予約
次回の日時の予約をします。
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定休日:木曜日・日曜日